途中式 大怪我防ぐ 大切さ(季語なし)
2021/07/21
こんにちは、大垣の学習塾、春塾です。
大垣市で 有名な歴史上の人物は、松尾芭蕉です。俳句「奥の細道」の結びの地だからです。
中1では、前に歴史で 聖徳太子 が登場しました。
聖徳太子は 言い伝えで、10人の人の話を 一度で理解したそうです。
私にはとても無理です。小学生から、一度に一斉に話しかけられますが、聞き分けられません。
一人ずつ順番に答えています。聖徳太子が羨ましいです。
ところで、算数や数学が 苦手な人は 計算をよく間違えます。
間違えて正解できないから、面白くなくて、ますます苦手になっていきます。
特に小学校の高学年から、中学生や 高校生になると、1回の計算で答えが出ることはありません。
そのために 式を書き並べていきます。
でも、「答えが合っているか」が大切だと思っていると、最後の答えが出れば、途中はどうでも良いと考えてしまいます。
たしかに、答えが合っていることは大切ですが、「答えに行き着く過程」(途中式)の方が、もっと大切です。
それは、過程が正しくできるのであれば、どんな問題にも対応できるからです。
大切にする方を 間違えているから、計算ミスにつながるのです。
途中式を丁寧にすることと、階段を1段1段降りることは 同じです。
途中式を省き、計算を疎かにすることは、階段を数段分 飛ばして降りることと 同じです。
真似して欲しくありませんが、飛ばして降りると、足がジ~ンとしますし、さらに踏み外してしまうと、大怪我をしてしまいます。
階段を降りるときは、1段1段降りるのに、途中式では計算を省くのは、大切にする方を 間違えています。
階段の時は、降りきることよりも「怪我しないように」を大切にします。
途中式の計算は、計算ミスしないことよりも、「とにかく答え」を出すことを 大切にしてしまうのです。
「怪我しないように」して進めば、安全に降りきることができます。
「計算ミスしないように」して進めば、安全に正解にたどり着きます。「過程」(途中式)が大切なのです。
途中式は、大怪我(計算ミス)を防ぐために します。
途中式が1行1行丁寧に(作業を1つずつ)書き並べていくことは、後から見直しも 楽にできます。
間違えても、自分で間違いを訂正しやすくなり、テストが終わるまでに 正解を書くことができるのです。
この大切なことに 気づけるまで、何度でも 塾では 徹底させます。
きちんと「できるようになった!」と笑顔に なりたい生徒(お子さんの笑顔を 見たい お父さん、お母さん)の方々は、ぜひ 春塾へ お越しください。
今日も 最後まで ご覧いただき ありがとうございました。