ノートは 用途別に 書き方を変えよう
2021/07/30
こんにちは、大垣の学習塾、春塾です。
小学生が連日、算数の問題が分からない、と早速 質問に持って来ています。
後で、一緒に 塾の建物周りの 虫(蚊など)退治をしましたが、川には ザリガニがいたりと、楽しそうにしていました。
勉強も一生懸命、遊びも一生懸命で 夏も変わらず 小学生は元気いっぱいですね。
さて、昨日は ノートのことについて、書きました。
「ノートが きちんと 取れる生徒は、成績が良い」という言葉を よく耳にすることと思います。
その中の「きちんと」の意味合いを 確認しましょう。
ノートは用途(目的)によって、優先する「きちんと」が違います。
1.見直すためのノート
2.問題を解くためのノート
3.覚えるためのノート
ノートを3冊 用意してください、という意味では ありません。
「ノートの取り方」書き方に 3種類ある、ということです。
1.の 見直すためのノートは、昨日の通り
・授業の内容が分かる
・板書以外のこと(先生の話)を書き込んでいる
・見直すとき、大切なポイントを探しやすい
ことが 「きちんと」したノートです。
授業内容 以外の 以下2つは、人によって 差が出ます。
板書の 丸写しだけではない、大事な所を 自分で選んで 書き出す訓練を ノートを通してします。
そこで、できれば「自分の言葉」や「自分の感想」を入れることが、さらに ノートを良くします。
自分の言葉で 書くことで、自分の腹に落ち、理解が深まります。
自分の感想を 入れることで、大切な ポイントを 記憶に 深く残せます。
2.問題を解くためのノートは、答えを 書く訓練のために 行います。
理解したことが、本当に「使えるか」を 問題を解くことで 確認します。
できれば、見開いた際の 「片方のページにのみ」 書き込んで解きましょう。
もう片方のページは開けておきます。
それは、答え合わせをして 間違えた際に 横に書き出して もう一度解き直すためです。
間違えた箇所に 直そうとすると、狭い所に書き込むため、答えだけ書くなど 意味の無い 解き直しになってしまいます。
解き直すと、答えを書き直す は違います。
空いているページに 大きく書き直し、さらに間違えた 原因を 書き込めることが 大切です。
悔しいところなので、感想も出ることでしょう。
この 問題を解くためのノートは、普段は見直すことは ありませんが、テスト前には とても役に立ちます。
当時 自分が間違えていた 箇所が ひと目で 分かるからです。そして その間違えた原因を 再確認できます。
これがテストの時に 差がつくのです。
もし、間違えずに正解した場合は(喜ばしいことです)、片方のページが空きます。
そこに
3.覚えるためのノート として利用します。
覚えるためのノートには 用語や、英単語を 書き込む所です。
よく「英単語を 何回 書けば いいですか?」と質問があります。
正直言って、回数なんて 決まってないです。1回で 覚えられる人も いれば、100回以上 必要な人も 時には いるかもしれません。
同じ人でも 覚える言葉によっても 違うでしょう。
中1生には、社会で 「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」を覚えてもらいました。(スリランカの首都)
目的は、回数ではなく「覚えたか」なので、数回ずつ書いて 自分で 隠しながら テストのように チェックしてみることが 大切です。
覚えられていないものは、もっと 書く必要が あるでしょう。
そのため、覚えられる量にも 人にも 書き込むスペースは 変わってくることになります。
なので、空いているページを使います。
これは覚えた後は、見直すことがありません。だから、どこに書いても良いです。
忘れたら、また別の個所に 新たに 書き込むのですから。
そんな感じで、用途に合わせて ノートの取り方を 変えていきましょう。
春塾では、講師が 生徒のノートをよく見ています。
「成績の上がる」向きに きちんと 向いているか 不安な方は、ぜひ 春塾へ お越しください。
今日も 最後まで ご覧いただき ありがとうございました。